トップページ > Rieの読書歴 五十音順 > 幽霊の径〜ブリジットジョーンズの日記

直線上に配置

読書メモ(幽霊の径〜ブリジットジョーンズの日記)

幽霊の径 (赤川次郎)

赤川次郎さんの本、読んだ事がありますか?

高校生の頃、流行っていたのが「三毛猫シリーズ」でした。
このシリーズはほとんど読んだかな?
この時代のいろんな面接時には好きな作家ナンバーワンだったと思います。
でも、その後はアガサクリスティや、エラリークィーンを読むようになって
難しい推理小説を読み出してからはだんだん遠退いてしまった。

そして、今回久々に読んだ訳ですが、思ったより夢中になりましたね。

内容的にはちょっと波乱あり過ぎ?と、思えるかな??
主人公の周りで次々に死んでいく人々と話が出来たり、
自分が死ぬ運命だと死者から言われたりするの。
この次々に死んでいくのには意味があって、
祖父の過去の因縁殺人とでも言うのかな。

おまけにその祖父が70歳で愛人がいるし、
母も父も不倫してたり・・・しかも公認
こんな設定ばかりで嫌なんですけど・・・。

と、まあこんな感じです。
ちょっとリラックスタイムに読んでみてはどうでしょうか。
難しい本ばかり読んでいる人、たまにはこんな推理小説もいいよ。
ちなみに、今読んでいる本も推理小説。
当分難しい本は休憩です(^^ゞ

直線上に配置

ため息つかせて (テリー・マクミラン)

この本は何年前に読んだ本だろう?
確か、ホイットニー・ヒューストンが「ボディーガード」の映画の次に主演した映画
だった。それで買ったの。
読み終わってから何年も経っているから、本当はこのページに載せるのは不安です。
記憶違いがあったらごめんなさい。m(_ _)m

35歳を過ぎた黒人女性4人の話。
1人は既婚、1人は未婚の母、あとの2人は独身。
それぞれが男性の事で悩みを持っています。
ホイットニーが演じたサバンナは理想が高すぎて結婚できないし、
ロビンは男運がなくてすぐ騙される。
グロリアは未婚で男の子を育てながら美容院を経営しているが、いつでも子供の事
ばかり考えていて自分の為に生きようとしない。
そして、唯一既婚者であるバーナディンは、突然夫から離婚を迫られる。

この4人の中で誰が一番可哀相かな?

私は結婚だけが人生ではないと思うから、独身だから可哀相だとか思わない。
むしろ結婚していた人が突然離婚を迫られる方が惨いと思う。
ずーっと夫婦で助け合いながら生きてきたのに、知らない間に浮気をされて、
突然白人女性と結婚するから離婚してくれなんて哀しすぎる。
バーナディンには2人の子供がいるの。
その養育費だって貰えるか貰えないかの瀬戸際。

結婚しても働いている女性は突然のこのような出来事にも対応できる生活力がある
けれど、専業主婦は大変だと思うの。
また働き出すにも勇気と自信が必要だから。

皆さんはどう思う?

直線上に配置

ハリーポッターとアズカバンの囚人 (J.K.ローリング)

やっぱりハリー・ポッターシリーズはおもしろい。
より一層面白くなったと思います。

ハーマイオニーのナゾの時間割や、囚人の幸福な気持ちを吸い取ってしまう
得体の知れない魔法使いや、スネイク先生の過去が見どころかな?

徐々にページ数が増えていくこのシリーズに終わりはあるのか・・・。

今後がますます楽しみですね。
なんかハリーのファンサイトがあるみたいですよ。
本にURLが載ってました。
けど・・・私は控える前に友達に本を返してしまった(汗)

ごめんなさい。新刊なのであまり載せるのはよくないかなぁって
思いました。今回はこの辺で(^^)/~~~

直線上に配置

チーズはどこへ消えた? (スペンサー・ジョンソン)

大ベストセラーになったこの本。
読んでみて「なるほど・・・」って思いました。

人生の迷い=迷路と、チーズ=捜し求めている夢、将来、生き甲斐

そんなテーマをもとに2匹のねずみと2人の小人がチーズ探しを始めるのでした。
ねずみはチーズがない道に迷ったら別の道に進み、
今度はその道に行かないように覚えている。
そんな繰り返しではあるが確実にチーズへと向かって行ったのでした。
一方、小人はねずみとは違うんだと複雑な頭脳に頼り高度な方法でチーズへと進んでいった。

そしてチーズを手に入れた2匹と2人。
毎日その場所へ行ってチーズを食べるのでした。

チーズを毎日タラフク食べているうちはいいのですが、同じ場所にずっとチーズがあるとは
限りません。それを予想していなかったのは、なんと小人の方でした。
ねずみはチーズがなくなると別のチーズの場所を探すことにした。
でも小人は予想外の出来事に悲嘆した。

ここからが考える場面です。
2人の小人の考えがバラバラになるのです。
今までチーズがあったのだからまた出てくるかもしれないと1人は考えた。
だからこのまま動かないでいよう。
もう1人はこのままいてもチーズは出てこない。
別の場所へ行ってみよう。
でも怖くて不安だ。

正しく生きていく上での葛藤がこの場面で出てくるのでした。

同じ場所、同じ考え、同じ夢、同じ生活、同じ仕事、同じ・・・
それで向上していくうちはいい。
それがつまらなくなったり、うまくいかなくなった場合どうするか。
私生活、職場ではどうするか。

考え方を変えるという事は生き方まで変わるという事である。

考え方を変える事に怖がらないで!
恐怖がなかったら変わる事なんて出来ない!
それをバネにして突き進もう!

そんなことをこの物語はいいたいのではないか...

何度も読んでいるうちにもっと素晴らしい何かを見つけられる気がする。

そういう私も数ヶ月前に安定した生活から抜け出した。
その時、とても不安だった。
自分にすごく自信がなかった。
その生活から脱出するのにすごく勇気が必要だった。
でも今は後悔していない。

誰でも希望に満ち溢れた気持ちを持っていれば、生きていけるのだから・・・。

直線上に配置

五体不満足(完全版) (乙武洋匡)

障害者とは・・・・・私が思っていたほど悲劇的なものではないと感じました。

健常者と比べると出来ない事がいくつかありますが、
男性に出来て女性に出来ない事、女性に出来て男性に出来ない事と
同じ程度で、特に悲嘆する事もないようです。

それは乙武さんだったから、このように前向きな生き方が出来たのかもしれません。
でも、どんな事でも、どんな人でも、
「自分には出来るわけない」と、感じてはいけない。
そう教えられた一冊でした。

この完全版の中には、この本を出版した後の社会人になってからの気持ちが
語られています。
有名人になった事でマスコミに追いかけられたり、家族や周りの人にも
迷惑をかけてしまった。
言わば、出版した事の後悔。
そんな気分になってしまったようです。

それでも、たくさんの出会いがあった喜びや、
困難に打ち克つ力と経験を与えてくれた事なども言っています。
何事にも前向きなんですよね。

乙武さんの魅力は生活環境からくるものじゃないかとも思いました。
お母様がまた素晴らしい方で、自分の子供が障害者だと思っていないのです。
ただ不自由なところがあるとしか考えていない。
健常者の子供を持つ母親より世話を焼かないで育てたんだと思います。

乙武さんを見習ってもっと頑張って生きなくちゃ!
皆さんも頑張りましょう。

直線上に配置

ブリジットジョーンズの日記 ( ヘレン・フィールディング)

私たちの年齢って、もう無茶な発言は出来ないですよね。
それに恋愛においても冒険は出来ない・・・・・
そう思ってるのは私だけかな?

ブリジットは30代の独身女性。
日記という形で物語っているんですが、思うままに書かれているから
おもしろいですね。
なんか私の心を見透かされてしまってるって感じる面があったりしました。
でも、フィクションです。

例えば、ダイエット中のブリジットはカロリー計算はバッチリだけど、
お酒とタバコと甘いものは大好きなので挫折しちゃっって、
毎日測る体重の上下が激しかったり・・・。(私はお酒もタバコも好きじゃないけど)
彼を待つときの本心とか、偽善的態度とか・・・。

また、ブリジットの母のキャラクターがおもしろい。
60歳になってから不倫して、社会進出して、結局不倫相手の詐欺の片棒を
担いでしまったにもかかわらず、反省しないの。
女性は年齢じゃないって思いましたね。
いつでも前向きに生きる事が大事なんだって教えられました。(笑)

ブリジットは相手に愚痴をこぼすのではなくて、日記にぶつけるの。
しかも、分刻みで・・・(笑)
私も愚痴は程々にして日記でも書こうかなぁ・・・
他人に話して迷惑かけるよりこっそり日記にしたためた方がロマンチックかも!




トップ アイコン
トップページ > Rieの読書歴 五十音順 > 幽霊の径〜ブリジットジョーンズの日記
直線上に配置

当サイトの内容・情報は私個人の判断に基づくものですので、ご利用の際は自己責任においてご利用ください。
いかなる損害・トラブル等が発生した場合でも当サイトでは賠償する責任は一切負いません。
当サイトの内容・構成・デザイン・画像の無断転載、複製(コピー)は一切禁止です。


Copy right (C) 2006-2013 「選伝豆のブックサイト」 All Right Reserved.

http://book.denmame.net/